ストリングスのオススメ音源5選をフィルムコンポーザに聞いてみた

オーケストラ系のストリングスのオススメ5選をコミュニティで話し合ってたので、まとめます。もう既に買ってしまった方(私含む)には今更な話かもしれませんが、なんかの参考にしてください。

では早速、オススメ5つを紹介します。


オーケストラ系オススメのストリングス音源5つ

オススメを選んでくれたのは、主にフィルムスコアリングを仕事なり趣味なりにしている海外の方たちです。耳も技術もバッチリな方が多い、というのが私的な印象です。

そんな方達が選んだのは下記の5つ。
・Spitfire Chamber strings
・Cinematic studio strings
・Spitfire Symphonic strings
・EastWest Hollywood strings
・LA Scoring Strings

上から順に人気度が高い順になっています。Spitfireから2つエントリー、CSS、EastWest、LASSとなりました。私の使う8dioはエントリーなし!ですよねー

それぞれ見ていきましょう。

Spitfire Chamber & Symphonic strings

Spitfireのチャンバー、シンフォニックストリングス合わせて紹介します。

まずChamberから。

https://www.spitfireaudio.com/shop/instruments/strings/spitfire-chamber-strings/

チャンバーストリングスは1stバイオリン4、2nd、ヴィオラ、チェロ、コンバス各3名。アーティキュレーションは計244になります。室内音楽向けの小編成ですね。

対して、Symphonic。

https://www.spitfireaudio.com/shop/instruments/strings/spitfire-symphonic-strings/

こちらの編成は1stVLから16、2ndが14、Va12、Vc10、Db8です。シンフォニックという名前だけあって、やはり人数は多めです。こちらは人数の都合からか、アーティキュレーションは175、チャンバーと対比すると減っています。

ちなみにSpitfireのアーティキュレーションは、キースイッチ以外にもベロシティで切り替えたり、色々自由に設定できるようです。

Spitfireの音源はマイクのミックスが独自な感じで、Close〜Farの割合を上下する形になっています。CSSとかは各マイクのON、OFFがあって、それぞれのボリュームがあって…となってますね。

ダイナミクスやエクスプレッションだけでなく、ヴィブラート、リリースなども細かく設定できます。アーティキュレーションも多いので、本当に細かく丁寧に打ち込めば本物さながらの音が出そうですね。だから人気なのかな。

Cinematic Studio Strings

以前、私もレビューしたストリングス音源です。2番目の人気となりました。

http://www.cinematicstudioseries.com/strings.html

特に人数編成について書いてない気がしますが、聞いた感じは先ほどのチャンバーくらいに感じます。アーティキュレーションは8つ、内スタッカート4つ、ピッチカート3つです。Spitfireがやたら多いせいか、少なく感じます。でも使ってる感じは十分に感じます。

マイキングはClose,Main,Room、それからそれらを包括したMixの4種類です。独自のリバーブもついているので、ミキシングが面倒な時は音作りをここで済ませてもいいかもしれません。

せっかくなので、私のレビューも貼っておきます。ご参考になれば幸いです。

EastWest Hollywood strings

最近、定額を払えば音源使う放題のComposerCloudというプランを導入したEWから、Hollywood stringsがエントリーしました。

http://www.soundsonline.com/hollywood-strings

人数編成は1stVLが16、2ndが14、Va10、Vc10、Db7です。シンフォニック向けの大きめな編成ですね。

アーティキュレーションはたくさんありますが、アーティキュレーションごとに使ったマイクの本数が違うという、音のこだわりを強く感じます。

マイキング含めパラメータの設定が細かくできるため、自分の欲しい音というものが作りやすそうに見えます(使ったことがないのでなんとも言えません。すいません)。

ちなみに今回の5つの中で唯一サンプラーが異なります。Kontaktが主流の中、Playエンジンを使っていますので、慣れてないと苦労しそうです。

LA Scoring Strings

最後はぶっちゃけ「やっぱりな」って感じです。LA Scoring Stringsです。

http://audiobro.com/lass-2-0/

ストリングスの音源で言えば、おそらく最高峰だと思います。

公式ページを見れば分かるんですが、1stVlからDbの各演奏家を部屋の位置に置くか、というところから設定を行えます。いずれの音源よりもリアルで好みの響き方を作れます。チューニングも細かくできます。ここまで来るともう何がなんだか…w

人数は1st、2ndが1~16、Vaは1~12、Vcは1~10、Dbは1~8となっています。ソロからシンフォニックまで自由です。

打ち込みでとにかく音にこだわりたい!という方向けなのでしょう、アーティキュレーション含め、他の音源よりもとにかく細かく音が作れます。そこまでやるか…?っていうレベルです。


個人的なオススメはCSS

ちなみに私オススメのストリングスはCSSです。

各楽器のキースイッチがC0~G0で固定されているため、悩まずに済む。というのが1つ。単純に音が好みというのも1つ。あとは…慣れちゃったから、です。

音作りがどこまで行えるのか、予算は、というのも大事ですが、一番は「使いやすさ」と「慣れ」です。LASSも慣れれば素晴らしい音源かと思いますが、やれることが多すぎるので何年もかかりそうです。それは困る。

ということで以上、オススメ5選でした。また別記事で紹介しますが、金管もSpitfireが上位でした。迷ったらSpitfireが一番でしょうか?

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