メロディ、音色で世界観を色濃く表現しよう

今回は以前アップロードした楽曲、「Two worlds」という私の曲を交えて、より世界観を表現する方法を考えてみました。…というか、Hans ZimmerのMasterClassで教わったことを改めて考えながら実行してみました。

こうすると、漠然と楽曲を作るよりもより色の濃い、より意味を持った曲つくりが行えます。すげー実感湧きましたので積極的にやっていきたい!という話です。


音楽で世界をより濃く表現するために

取り入れた考え方はHans ZimmerのMasterClassで言っていたことそのまんまです。次の通り。
・意味を持ったメロディを構築する
・音色パレットを構築して音楽の世界に色をつける

単に「良いメロディ」「綺麗なメロディ」というよりも、意味をキチンと含んだメロディの構築を行いました。MasterClassの初めに出てくるQ&A形式ってのは、今回はやってないです。
また、音色もオーケストラ1択ではなく、色んな音を混ぜて世界観を表現しました。シンセを使って空気感、機械的な音を、民族楽器を使って土臭さを。

意味を持ったメロディの構築

今回解説に使う楽曲、”Two worlds”はtattoさん(https://twitter.com/tatto_dg)企画の”Zwei Weltkunst”のプロローグ曲です。
Zwei〜についてはこちらをご参照ください。https://info2welt.wixsite.com/2welt

「地下に住む人間、地上に住む非人間」という2つの世界を表現した楽曲です。そのため、メロディに意味を込めました。

まず人間側のメロディはこれです。

地下に住んでいる、地下を発展させている、ということから「下に向かって行くメロディ」にしました。これに当てるカウンターメロディもまた意味があり、「上に行けそうで行けない」という感じになっています。やっぱり人間ですので、地上に住んでいるというのが自然です。そういった葛藤を込めてみました。

続いて非人間側のメロディ。

人間とは逆に、上に向かって行くメロディです。これは「大地、空の広大さ」などを表現しました。カウンターメロディものびのび、ハツラツとした感じです。彼らとしては地上が全て、地下世界なんて知らず、人間は神話の存在ですので、とても生き生きとしている様子にしました。ただし、終わり際は終わり切らないドミナントで何かを示唆してます。

ちなみに、イントロの重い雰囲気は世界の創世記を表現、アウトロのピアノソロはイントロと同じメロディにして絞めています。

音色で世界に色をつける

メロディについで、音色です。人間側、非人間側との対比を付けています。まずは人間。

地下世界で「ホログラムの空」といった、発展した科学力で彼らは生活を安定させています。ということから、シンセみたいな機械音でその様子を表現しました。画像下部がシンセのトラックになります。もっと派手にシンセたっぷりで良かったかもしれない。

次は非人間側。

元が鳥や虫、犬や猫だった者たちが突然変異で人間になったという設定です。そこからヒントを得て土臭さを感じたり、自然の音に近い雰囲気のある民族楽器をチョイスしました。またシンセもほとんど使ってない(後半にちょっとだけ入れてる)ので、より人間側との対比になるかなーとか考えました。
それにしても、宮橋さん(https://twitter.com/miya3_35_40)の生演奏がここまで強烈に刺さってくるとは思わなかったよね!私もマンドリンとか演奏したくなりました。弦楽器はいいぞ。


またしても動画での解説

動画では演奏をお願いする前のモックアップ版となっています。そのため、民族楽器の部分がちょっと弱いです。またミックスもしてないため、ちょっと音がキツイかもしれません。ぜひご覧ください。

Share

Sponsored link