オーケストラミキシング用のプリセットとエフェクタの設定について

以前にもミキシングのプリセットの紹介をしたのですが、アレからちょいちょい手直し、アップデートしました。

今回紹介するプリセットは、これまた以前書いた記事になるんですが、こちらを参考に自分用に直したものになります。

早速説明していきます。


プリセットの全体像について

ミキシング用のプリセットの全体像は次のようになります。
・打ち込んだ音源をwavにして置く
・音源をエフェクト挿したバストラックに送る(エフェクトトラックとします)
・エフェクトトラックからPre faderでリバーブトラックに送る
・エフェクト、リバーブトラックを1つにまとめる

この時、エフェクトトラックとリバーブトラックの分け方が以前とだいぶ変わりました。別々に説明していきます。

エフェクトトラックの分け方、エフェクタの設定について


wavのアウトプットを送る先は次の通りに分けます。

・ストリングス(Vn1,2,Va) – ショートノート
・ストリングス(Vn1,2,Va) – ロングノート
・ストリングス(Vc, Db) – ショートノート
・ストリングス(Vc, Db) – ロングノート
・ブラス – ショートノート
・ブラス – ロングノート
・ウッドウィンズ – ショートノート
・ウッドウィンズ – ロングノート
・ピアノ
・パーカッション(Cymbals, Xylophoneなど)
・パーカッション(Snare, Tamtam)
・パーカッション(Timpani, Grancassas)
・シンセ類
・クワイア
・その他

その他の部分は民族楽器だったり、ちょっと特殊な音源だったりを入れていきます。

エフェクトは次のものを使います。
・要らない音域をカットするEQ
・アナログサチュレーション
・リミッター(トラックによる)
・ブースト用のEQ

サチュレーションは”Kramer master tape”を使っています。セッティングはプリセットの”Mastering Clean and Open”を少し改変しています。アナログの柔らかさ、自然な倍音の出方を足して置くと音抜けが良くなってきます。

最後にEQを挿して少し整えます。参考動画に倣って”PuigTec EQ”を使って、低、高音を整えます。

また、リズムを作るトラックはリミッターで音を引き締めていきます。ストリングスのショートノート、パーカッション類です。ガツンと潰すわけじゃなく、一番音量の出るところを軽くつぶしてあげる程度です。

リバーブトラック

エフェクトトラックからPre faderで送ります。リバーブは楽器ごとに違うものを使って、音の長さで違うディケイをセットします。

画像ではストリングス、ブラス、ウッドウィンド、ピアノ、パーカッション、シンセ、クワイアで分けています。

挿すリバーブに関してですが、音をしっかり聞いて相性のいいものを選ぶと良さそうです。私は手持ちをとりあえず挿してます。

またディケイのセッティングは次の通り。
・ショートノート – 1.5s
・ロングノート – 2.6s

音の高さでリバーブの深さを変えます。
・高い音は深め
・低い音はあまりかけない


あとは音を聞きながら、エフェクトトラックのPre faderを調整してリバーブをかけていきます。どれほどドライがいいのか、ウェット気味の方がいいか。

エフェクト、リバーブをまとめたバストラックで仮マスタリングを行う

エフェクト、リバーブトラックのアウトプットを1つのバスでまとめます。エフェクターは音量調整用のゲイン、仮マスタリング用のOzone8、アナライザーを挿しておきます。

ただし2mixとしてバウンスする際に、エフェクト切り忘れにお気をつけください。やっちゃった事あるけども…!!


動画で説明しています

また動画にしました。文章だと難しいところとか補完できてたらと思います。

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